手法というのはトレーダーの数だけ存在している、
トレードを始めて間もない人は、
自分に合ったトレード手法を作るには?
今回のお話は、

トレード手法を作る際にまず考えなければいけないのが、
- 勝率はどのぐらいを目指したいのか?
- 値幅はどれぐらい目指したいのか?
- エントリー頻度はどのぐらいがいいのか?
- 損切りが徹底できそうなルールなのか?
-
時間軸はどのぐらいがいいのか?
これらはほんの一例ですが、

やはりトレーダーは1人1人性格が違うからね、
トレード手法を作ったらするべき事
自分に合ったトレード手法がとりあえず出来上がり、
この時に注意したいのが、
もちろん細かい修正が必要だと思ったなら仕方のない事ですが、
例えば勝率が70%の手法を採用したとしても、3連敗4連敗してしまうような事はざらに起きます。
その時に「やっぱりこの手法はダメなのか?」とどうしても思いがちになりますが、そこで手法に手を加えだすとその繰り返しを今後何回も経験することになります。

だから手法の検証を行う時にはデモトレでしっかりとどのぐらい負けるのかも検証をしておくこと。
手法を作る際にはどのぐらい勝てるか、にどうしても意識が向かいがちだが、むしろ負けることをどれだけ受け入れることが出来ているのかが重要だ。
そして、1つの手法を同じやり方や判断基準でなるべく使い続けましょう。
エントリーや利確や損切りのプランは事前にある程度決めているとはいえ、不思議なもので1つの手法を磨き続けると上手くなっていきます。
例えば、自分が使っている手法がハマりやすい相場環境なのかハマりにくい相場環境なのか、今現在はどっちなのかという判断も備わってくるようになっていきます。
トレードというものは技術の世界なんだと実感させられます。
そうやって1つの手法をまず磨き続け、「このパターンは自分の得意な形だ」という鉄板のエントリーポイントを見つけていけるようになりましょう。
聖杯探しについて
聖杯探しも多くの人が辿る道だと思います。
聖杯探し、つまり「絶対に勝てる手法」みたいなものは存在しないでしょう。
存在したとしても、我々が知り得るものではないし、見つけることも困難だと思います。
ただし、私自身は聖杯探しに奔走することはおおいにけっこうだと考えています。
聖杯探しを行うということは、それだけ多くの検証を日夜繰り返すわけですから、その過程で得られる経験値はけっこうなものになるかと思います。
トレードは期待値のゲームですから、そういった考え方が聖杯探しによって身についていくのならそれはトレーダーとしては成長なのです。
おそらく散々聖杯探しを行っても、聖杯は見つからないという結果になるでしょう。
しかし、労力をかけてその答えにたどり着くことが重要です。
人は自分自身で検証を繰り返して、自分自身で見つけた答えに対しては、それが真実であると確信できるのです。
ですからあらゆるデータがネット上で簡単に手に入りますが、自分自身が使う手法については、自分自身がこれでもかと検証を繰り返したものでなければ、到底使いこなすことなどできないのです。
トレードの手法の決め方まとめ
- 自分の性格に合った手法を考える
- その際しっかりデモトレを行い、特に負けに対しては検証を行う
- 実弾でトレードを始めた際、連敗したからといってすぐに手法の手直しをしない
- まずは1つの手法を磨き続けて自分の武器にする
- 聖杯探しは見つからなくても無駄にはならない
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