投資を始める方はここ数年でかなり増えてきたようですね。
しかし、まだまだ日本では投資をしている人の方が少ないというのが現状です。
果たして投資はするべきなのか?
大きなリスクがあるのではないだろうか?
まだ投資を始めていない方にとっては当然の疑問だと思います。
今回はこの疑問にお答えしたいと思います。
投資をしている人はどれぐらい?
昔は株式投資といえば、電話で担当者に買いや売りの注文を出すのが一般的でした。

いわゆる対面証券ってやつだね。
この対面証券の手数料はとても高く、株式投資は庶民が気軽にチャレンジできるものではありませんでした。
しかし、ネット証券が近年普及してから、驚くほど手数料は安くなり、またインターネットから手軽に証券口座も作れるようになりました。
またミニ株など、低額資金から始められるようなサービスも各社競って提供するようになりましたね。

最近は100円、1000円から始められる、みたいな宣伝も目にするようになったよなー
こういった影響で、投資を始める人はかなり増えた印象がありますが、実際はまだまだ日本人は投資を行なっている人は少数派です。
下のグラフは、2020年における日本人とアメリカ人の金融資産の構成比率です。


日本人の過半数は銀行にお金を預けるだけって感じだなー。
逆にアメリカ人はそんな人は少数派、ということになる。
この違いは、当サイトについてでも伝えた通り投資を学ぶ環境が日本では少ないこともありますし、バブル崩壊で大損した人達が、「株は怖いものだよ」と言い伝えてきたからでもあるでしょう。
それでは、ここで本題の投資はやるべきか、という話に戻りましょう。
私の答えはこうです。
投資は絶対やるべきで、かつ若ければ若いほどやるべきである。
成長を続ける世界経済
日本に住んでいて、日本だけを注目していると実感がないかもしれませんが、世界全体で見ると経済は右肩上がりに成長を続けています。


こちらは日興アセットから引用したグラフだが、世界のGDPは増え続けているし、株価指数に置き直しても右肩上がりに上がってるのがわかるね。
このグラフからわかることは、年単位で投資をしている人の大半は利益を手にすることができたし、今後もそうなる確率が高いだろう、ということです。

2008年のリーマンショックや2015年のチャイナショック、最近ではコロナショックなど短期的な暴落はあったけども、必ず元に戻り更に上昇する、というのがこれまでの流れだね。
たしかに今後も必ずそうなる、とは断言できないのですが、今後もそうなる確率が高いと考えるのが投資のセオリーだと思います。

上の画像の通り、IMFは今後も新興国、先進国ともにGDPは拡大していくだろうと考えているようです。

長い目で見れば株価は上がっていくってことだね。
でも肝心の日本はどうなんだろうね?
横這いを続ける日本
皆さん知っての通り、日本はバブル崩壊以降は低成長にずっととどまっています。
もちろん、民主党政権時の株安、アベノミクス時の株高、など株価の上下幅はけっこうありました。
しかし、バブル期のような経済成長は結局起こせないまま現在に至っています。


世界株との比較をグラフで見ちゃうとほんとひどいもんだね。
世界株に投資してた人はけっこう儲かってんだろうなー。
世界株の長期投資は最強の投資法?
ここ最近、全世界株式(オールカントリー)というインデックスファンドがとても流行りましたね。
全世界株式、というのは要は様々な国の株式に投資する投資信託、まあそういうパッケージの商品ってところでしょうか。

通称「オルカンって」やつだね。
本当に世界経済がさっきのグラフみたいにガンガン成長するなら、魅力的な投資法だよな。
それから、オルカンと同じくアメリカ株も最近はとても注目されるようになりました。


ダウ平均の月足チャートだね。上がり方がハンパじゃないな。
特にコロナの下落からは2倍とかになってんじゃん。
アメリカはトランプ政権下ではかなり経済が好調でしたが、今ではその頃よりさらに株価を上げています。
もちろん実体経済がその頃よりいいわけではありませんが。
ここで伝えたいのは、投資対象は日本株に限定する必要はないし、様々な投資先が存在するということです。
そして、現にオルカンやアメリカ株に投資をしてきた人たちは、かなりの利益をあげているという事実です。
どうでしょうか?
銀行にお金を預けていても、全く増えないと言っていいと思います。
しかし、オルカンやアメリカに投資をすれば、長い目で見れば高い確率でお金を大きく増やせると思います。
ただし2020年のコロナ以降、かなり大きく株価を上げてきましたから、大きな調整(下落)は警戒しなければいけない段階だと思います。
これから投資を始めようと思っている方は、大きな下落を待ってから始めてみる、というのがおすすめです。
最強の投資法は、大きな下落時に強い銘柄を買い、長期で保有する
これに尽きるかなと思っています。

リーマンショックにしろ、コロナショックにしろ、大きく稼ぐやつはみーんなそういうとこで大量に株を仕込むんだよな。さすがとしかいいようがないわ。
とはいえ、具体的にどこで買ったらいいのか、というのが投資の難しいところになってきます。
当サイトでは、まさにそういうところの判断に役立つテクニカル分析をお教えしていきたいと思っています。
テクニカル分析は短期的トレードでは必須ですが、中長期のトレードでもおおいに活用すべきです。
ぜひこのサイトを通じて、短期トレードにも長期トレードにもチャレンジしていただきたいと思います。

強い銘柄をいいタイミングで買う。
言ってしまえば簡単だが、これができるかどうかが全てだな。
若い投資家は最強?
冒頭の方で、投資は若ければ若いほどいい、と言いました。
これは有名な話なので皆さんご存じかもしれませんが、いわゆる複利の力というものです。

アインシュタインが複利は人類最大の発明、といったのは有名な話だね。
では100万円を元手に、年利10%を複利で運用したら、30年後はいくらになるでしょうか?
答えは1750万円です。


あーあ、こういうの学校で教えてほしいよね。
知ってたら20歳から必死で複利で運用したのにw
とまあ、現実はこんなうまくいかない事も多々あるでしょう。
なぜなら、年利10%という金融商品はそうそうないからです。

年利10%っていったら、それ相応にリスクもある、ってことを忘れないようにね。
しかし、年利5%程度であれば普通に低リスクのものは多くあるかと思います。
では、投資において複利で運用するというのは具体的にどうすればいいのでしょうか?
おすすめは株式配当で複利運用
様々な投資信託や商品があり、何で複利運用をするか迷ってしまいますが、私のおすすめは優良株の配当金です。
優良株というのは、大企業でファンダメンタルズ的に良好な会社です。
さらに言えばその業界を支配しているような強みがあり、増配も続けていれば言う事なしといった感じですね。
アメリカ株がおすすめですが、日本株でも安定した高配当銘柄は存在しています。
注目が集まる積み立てNISA
配当金は当然のことながら税金がかかりますが、NISAは税金がかからず、最近はよくニュースにも出てきていますね。
積み立てNISAは2018年から始まった制度で、年間40万円までの積み立ては税金がかからない制度です。
これが今後120万円まで非課税枠が増えるようですね。
何に投資するか、がもちろん重要になってきますが、こういう制度はおおいに活用すべきでしょう。

色んな投資対象、制度があるからな。
しっかり調べてじっくり考えて運用を始めてほしいと思う。
まずは投資を始める事
今回は投資をするべきか、というテーマで話をしてきましたが、まずは始めてみることがいいのかな、と私は思います。
もちろん少額からスタートということになりますが、実際のトレードというものがどういう世界なのか、その身をもって体験する、というのが1番理解が早いのではないかと思います。
口座開設もいまやネットで簡単にできてしまいますからね、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
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